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映画の公開イベントに出席した水道橋博士(撮影・沢田直人)

心身の体調不良で休業していたお笑いタレントで前参院議員の水道橋博士が21日、都内で映画の公開記念トークイベントに出席した。

水道橋博士は昨年10月に休業し、7月に仕事復帰。8月17日には自身のSNSを更新し、嚥下(えんげ)障害に悩まされていることを明かしていた。

水道橋博士は映画「テレビ、沈黙。放送不可能。2」のイベントにゲストとして登壇。議員時代は黒髪で七三分けだったが、この日はトレードマークの金髪と黒縁メガネ姿で登場し、元気な姿を見せた。

作品ではジャーナリストの田原総一朗さん(89)と、放送法の解釈を巡り行政文書を国会で指摘した立憲民主党の立憲民主党の小西洋之参院議員との対談をした。映画のテーマは「政府によるメディアへの圧力の実態」となっている。水道橋博士はネットの風潮に言及し「ネットとYouTubeに放送法はないんだなと思いました。言いたい放題ですよね」と述べた。小西氏が「名誉毀損(きそん)で訴えるしかないですよね」と口にすると、水道橋博士は「名誉毀損(きそん)では訴えないで下さい。僕は名誉毀損で訴えられて大変な思いをした」と自身の経験をふまえて笑いを誘った。

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