小笠原諸島の母島で目撃された求人広告がSNS上で大きな注目を集めている。

まひまひのつぶりさん(@MaimainoTsuburi)が「今年もマイマイ捕獲アルバイトを募集してました。」と投稿した写真には可愛らしいカタツムリのイラストと共に「マイマイ捕獲アルバイト」「日給8000円」「実働5時間くらい」などと書かれた求人広告が。

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「日給8000円」「実働5時間くらい」…こちらがマイマイ捕獲アルバイトの求人広告(まひまひのつぶりさん提供)

この求人広告は小笠原アイランズ農協の母島支店によるもの。広東住血線虫の宿主になり、人に寄生すると好酸球性髄膜脳炎を引き起こし、場合によっては死に至らしめる東アフリカ原産のカタツムリ「アフリカマイマイ」を駆除するため、こうやってアルバイトを募ってアフリカマイマイ駆除を行っているそうだ。

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こちらがアフリカマイマイ(まひまひのつぶりさん提供)

ほのぼのしているのか物騒なのかわからない南国ならではのこの求人広告に、SNSユーザー達からは

「『実働5時間くらい』がほのぼの感を醸し出していて非常に良い」
「バイト先に行くまでの費用の方がかかるwww」
「マイマイの捕獲って……かわいい奴じゃなくて、けっこうビックな奴じゃないですか?ピンクの卵を産む……」
「沖縄の小学校に通っていた時、子どもが全員駆り出されて学校の敷地内にいるアフリカマイマイを捕獲する時間が週に2回くらい設けられていて、とても怖くて毎回逃げ回ってたのだけど、あれ賃金が発生するような労働だったんだ、という気持ち」

など数々の声が寄せられている。

まひまひのつぶりさんは今回の反響について「たまたま見かけて気付いたのは2年前。母島の農協で募集しているようです。2年前も投稿したところバズったのですが、また注目されるとは思っていませんでした」ということ。

マイマイ捕獲アルバイトは年に数回、募集されている。我こそはという方はぜひ農協に募集状況などお問い合わせいただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

https://maidonanews.jp/article/14988852