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韓国ECサイトで紹介されている商品。[写真 徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授インスタグラム キャプチャー]

韓国誠信(ソンシン)女子大学の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授は29日、「庚戌国恥日であるきょう、国内の大型ECサイトでカミカゼ関連の商品が堂々と販売されていて実に遺憾この上ない」と指摘した。

123年前の1910年8月29日は「韓日合併条約」が公布された「庚戌国恥」日で、国を奪われた日だ。

この日、徐教授はインスタグラムを更新して「コスプレ小道具、アクセサリー、帽子、靴、ステッカーなどさまざまなカミカゼ関連商品が販売されていた」とし、最近国内大型ECサイト22カ所を対象に調査した結果を紹介した。

カミカゼは第2次世界大戦末期ごろ、爆弾を搭載した戦闘機に乗って敵軍の戦艦などに衝突した日本の自爆特攻隊のことをいう。

徐教授は「有名ECサイトがいくら『海外直輸入』に関するプラットフォームを提供するといっても、きちんとした検証もなくカミカゼ関連の商品を販売するのは間違っている」としながら「日本に口実を提供することなので、私たちがまず気を付けなければならない」と主張した。

そのうえで「大型ECサイトで旭日旗関連商品も販売されていたが、ここ数年間地道に指摘した結果、相当部分が改善された」とし「今回も繰り返し抗議する予定」と付け加えた。

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