去年の参院選の期間中に、日本維新の会の候補者が選挙事務所を2カ所設置していたとされる問題について、富山維新の会の柴田巧代表は、契約したのは自身の秘書で法的な問題はないことを改めて強調しました。

参院選の比例代表では、公職選挙法で複数の選挙事務所の設置を禁じていますが、去年の選挙の県選挙管理委員会への届け出で、日本維新の会の候補者、上野蛍氏は富山市一番町の事務所とは別に富山市総曲輪にも事務所を借りていました。

この問題について1日、富山維新の会の柴田巧代表が会見を開き、総曲輪の事務所を契約したのは自身の秘書で、契約書上「選挙事務所」となっていることを気付かずに押印してしまったと説明しました。

そのうえで柴田代表は、その秘書を厳重注意としつつも、実際の用途は「物品の保管管理」だったとして、法的な問題はないことを改めて強調しました。


9/1(金) 20:06配信   富山テレビ
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