韓国左派が“姑息で小賢しいこと”を、またまた…!
今夏はコロナ以降のお盆とあって、日本列島はどこも混雑しているという報道が多い。そんな日本のお盆とは関係なく韓国は殺人的な暑さだ。

そんなある日に「そうだよな…」と思わせる記事を発見した。韓国・朝鮮日報の『康俊晩(カン・ジュンマン)教授「韓国MBCは共に民主党の味方をすることが放送民主化だと思っている」』という記事だ。

その内容は、全北大学名誉教授の康俊晩氏が文在寅政権以降、韓国MBC放送の過度の党派性(共に民主党)報道のひどさを『MBCの黒歴史』として出版したというものだ。私はその内容に「そうだよな」と思ったのだが、それより私が驚いたのは康俊晩教授の大学は全羅道にあるということだ。

全羅道といえば、前回の大統領選で、李在明氏に対する支持率が90%を超えた地域として有名で、左派思想の強い地域とされる。そんな地域からの左派に対する批判をしているのだから、その内容よりも康俊晩教授の身が心配になったわけだ。

そうした中、8月17日も野党『共に民主党』代表の李在明氏が検察の出頭要請に応じた。そこで、出頭に合わせて“姑息で小賢しい手”を打ってきたのが話題になっている。

「反日正義」はもはや“酸欠”
李在明代表は国民に対して検察に出頭するスタンスとして「堂々と立ち向かいます」とデジタルポスターまで作り、同時に支持者へ当日検察前に集まる様に招集をかけたというのだ。

「8月17日10時20分~」としっかり細かい時間まで指定しており、自分の支持者(記者含め)を通して、自分擁護の言い訳に正当性のあるが如く拡散してもらうのが目的だろう。

これだけ李在明代表の周りで不審死や疑惑に対する証言、証拠が出ているににもかかわらず、いまだに支持をしている人たちは何を信じているのか理解に苦しむ。

いまの韓国の左派政党や市民団体は、小さな金魚鉢(韓国)で酸素不足になり水面を「アップアップ」している金魚の様に見える。韓国民が支えて来た「反日正義」という酸素が切れかかっているのだ。

いつ「逆戻り」してもおかしくない…
世論調査でもZ世代は「歴史は歴史で、政治で歴史感情をもとに扇動されるのはおかしい。それより人生を楽しみたい」と多くが話している。

また中高年も今回の福島原発処理水問題での過剰どころか幼稚なデマを拡散し続ける左派政党、市民団体には冷ややかなのだ。

メディアも擁護したくても情報がデマとわかっていては、さすがに擁護報道はできない。また、何か不祥事、不都合が出て尹政権を攻撃してみたら、すべて文在寅政権時代に共に民主党が承認している案件ばかりだ。

ただ、これだけ無様な様子がわかっている左派に対して、私自身、いまだこの国への信頼度は薄い。生まれた時から根が歪曲され「恨」の意識を持っている以上、どこでどっちに転ぶかわからない国民性だ。

今の韓国左派を見ているとそれを十分理解しながら、いつでも引っくり返ると思っている節がある。韓国の努力する政権には期待できても、いつどう転んでもおかしくないとも同時に思うのだ。その不安も8ヵ月後の韓国総選挙で取り越し苦労となることを祈るばかりだ。

https://gendai.media/articles/-/115063