岡山県生活衛生課によると、9月10日、真庭市の医療機関から「市内で開かれたイベントのスタッフが嘔吐の症状で受診した」と真庭保健所に通報がありました。

 保健所が調べたところ、このイベントのスタッフの関係者が差し入れをした自家製のおにぎりを13人が食べ、そのうち9人に嘔吐・下痢の症状が出ていることがわかりました。9人に共通の食事がおにぎりだけだったことから、保健所はこのおにぎりが原因の黄色ブドウ球菌による食中毒と断定しました。

▲おにぎりの食中毒予防のポイント(岡山県生活衛生課)

・おにぎりを作るときは調理用手袋を着用するかラップ等で包んで握り、米飯に手指が直接触れないようにする

・手指に傷などがある場合は直接食品に触れる作業を控える

・調理中は顔や鼻を触らないように注意する

・長時間保管せず速やかに食べる

・保管する際は保冷剤等を使用して室温での放置を避ける

https://news.ksb.co.jp/article/15005236