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国会内で定例会見に臨んだ国民民主党の玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表(54)は26日、国会内での会見で、10月22日投開票の衆参補選について「最終的に党の方針は決めておりませんけれども、共産党と一緒にやるということは我々はありえない。もし共産党さんが一緒になってやるということになるのであれば、その枠組みに加わることはないし、できない」と、野党候補の一本化に否定的な考えを示した。

 共産党の小池晃書記局長(63)は25日の会見で、両補選で独自候補を擁立せず、衆院長崎4区補選では立憲民主党公認の末次精一衆院議員(60)を、参院徳島・高知選挙区補選では無所属で立候補する元立憲民主党衆院議員の広田一氏(54)を支援すると表明。野党候補を一本化する動きが進んでいる。

 玉木氏は「地方においてはそれぞれの協議の経緯や歴史がありますので、地方県連の判断というものは一定程度尊重しようと思っております」としながらも、「国政選挙ですから。地方だったら地方だけで決めたらいいんですけど」と述べた。

 国政選挙は安全保障やエネルギー政策、憲法といった問題に関わるとして「やはりどのような主張をしているのか。どのような主張をする他の政党と組むのか組まないのか、そういったことはやっぱり重要な要素になってくる」と強調。玉木氏は「共産党さんと一緒になるような枠組みには、我々は加われないというのが基本」と説明した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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