2023年9月27日、韓国・インサイトは「杭州アジア大会の食堂で韓国のキムチが『泡菜(パオチャイ)』と紹介されていることが分かった」と伝えた。

記事によると、中国浙江省杭州市で開催されているアジア大会の取材陣向けの食堂には世界各国の食べ物が用意されており、その中には過去の五輪とアジア大会の選手村、メディアビレッジで人気を博したキムチもある。キムチは今大会でも多くの人を魅了しているが、全ての食堂で「韓国包菜(パオチャイ)」、または「韓式包菜」と紹介されている。英語の表記も「KIMCHI」ではなく「韓国式野菜漬け(Korean Pickled Vegetables)」「韓国式発酵野菜(Korean-Style Fermented Vegetables)」と書かれていたという。

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記事は「包菜は四川省地域の野菜の漬物のことでピクルスと似ていて、キムチとは全く違う」と指摘している。

表記に不満を抱いた現場の韓国人記者が「キムチの中国語訳『辛奇(シンチ)』があるにもかかわらず『包菜』と表記されている」などと抗議したところ、英語表記は「KIMCHI」に変更された。しかし漢字表記はそのまま、もしくは「辣白菜(ラーパーツァイ、中国東北地方の白菜の漬物)」に変更されたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「やっぱりやったか」「なぜ韓国をいじめるのか」「中国はすぐ韓国のものを欲しがる」「じゃあタンフールー(韓国で大流行中の中国発祥の菓子)は韓国のもの!」「Koreanと認めているだけまだいいか…」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b921262-s39-c30-d0191.html