2023年のノーベル賞の発表が10月2日から始まる。

発表に先立ち、9月19日には、ノーベル賞の有力候補として新たに2人の日本人が選ばれた。

イギリスの学術情報会社が発表する2023年のノーベル賞の有力候補に選ばれたのは、筑波大学の柳沢正史教授と東京大学の片岡一則名誉教授。

柳沢教授は、日中に突然眠り込む病気「ナルコレプシー」の原因にも関与する「オレキシン」を発見した。

片岡教授は、がん細胞など体の特定の部位を狙って薬などを送り込み、治療などをする超小型カプセルを開発した。

毎年発表される有力候補には、これまで京都大学の山中伸弥教授など、実際にノーベル賞を受賞した日本人も選ばれている。

2023年のノーベル賞発表は10月2日からで、初日は生理学・医学賞が発表されるという。

https://www.fnn.jp/articles/FNN/593489