2023年9月29日、韓国・ノーカットニュースは「中国で開催中の杭州アジア大会の競泳種目が残すところあと1日となったが、韓国代表チームはすでに単一大会で歴代最高の成績を収めている」と伝えた。

記事によると、競泳韓国代表チームは28日に金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル1個を獲得した。

キム・ウミンは男子800メートル自由形の決勝で、中国の孫楊が持つアジア記録(7分48秒36)を上回る大会新記録(7分46秒03)で優勝し、男子800メートルリレーと合わせて大会2冠王となった。

ペク・インチョルも男子50メートルバタフライ決勝で23秒29をたたき出し、大会および韓国新記録で優勝。ファン・ソヌは男子400メートルフリーリレー決勝で銀メダル(3分12秒96の韓国新記録)を獲得し、今大会6個目のメダルを手にした。

クォン・セヒョンは女子200メートル平泳ぎ決勝で2分26秒31を記録し銀メダルを獲得。女子800メートルフリーリレー決勝でも韓国代表女子チームは8分00秒11の韓国新記録で銅メダルを獲得した。

これにより韓国競泳代表チームは、今大会で金メダル5個、銀メダル4個、銅メダル9個の計18個のメダルを獲得した。金メダルの数は、10年の広州大会で記録した4個を上回り、歴代最多記録を更新。総メダル数でも、これまでの最多記録(06年のドーハ大会、16個)を上回り新たな歴史を刻んだという。

最後に記事は「驚くべきことは現時点の順位で、金メダル5個を獲得した韓国が、3個の日本(銀メダル9個、銅メダル13個)を3位に追いやり2位につけていることだ」とし、「韓国競泳代表チームがこれまでのアジア大会で、古来のアジア水泳強国・日本より良い成績を収めたことはただの一度もない」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「競泳はとてもおもしろい。さらに発展させていこう」「競泳で日本を超えるなんて。こんな日が来るとは思わなかった。感動」「韓国も豊かな国になったものだ。先進国のスポーツである水泳でたくさんのメダルを獲得するなんて」「選手たちを見て思わず涙ぐんだ。どれだけの練習を積み重ねてきたのだろう。本当に誇らしい」など喜ぶ声や称賛の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

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