〈《木原事件に重大局面》木原誠二氏の妻X子さんの元夫・安田種雄さんの遺族がついに刑事告訴へ!「今度こそ捜査を尽くし、犯人を見つけ出して」〉 から続く

【画像】亡くなった安田種雄さん(享年28)

 木原誠二前官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さん“怪死事件”、通称「木原事件」をめぐり、10月25日、安田さんの遺族が警視庁に提出した告訴状が受理されたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。安田さんの遺族はこれに先立ち、10月18日付で刑事告訴に踏み切っていた。

 大塚署は事件発生当初の捜査を担当。安田さんの遺族が提出した告訴状によると、告訴人は安田さんの父母、姉2人の4人。告訴趣旨は「被疑者不詳の殺人」だ。

 提出から1週間、なぜ今回、呼ばれたのか。大塚署の担当の課長代理から次姉に連絡があったのは前日の午後。「告訴状の中身はそのままでいいので、自筆で署名をして持ってきてほしい」との内容だった。

 安田さんの父が語る。

「今日のことが気になって眠れず、今朝も2時に起きてしまいました。いつ受理されるのか、半年先になるのか、1年先になるのか、また長引いたらどうしようと、ずっと不安でした。それがこんなに早く受理されるとは。本当に信じられない思いです。弁護士先生を信じてここまでこれてよかった。皆さんに感謝の気持ちを伝えなければいけませんが、今日の会見でもうまく挨拶ができるか心配です」

 告訴状が受理されたため、警視庁は捜査を尽くし、その結果を検察庁に報告しなければならなくなった。

「今度こそ終わりにしたい」
 安田さんの次姉が言う。

「やっとここまできたという思いですが、正直、嬉しさと不安が入り混じっている感じです。やっとスタートラインに立てたという感慨がある一方、今まで一喜一憂して生活してきたので。今日のことであまり喜んで、また奈落の底に突き落とされるのではないかという自己防衛の思いもあります。捜査がどう進むかはまだわかりませんが、今度こそ終わりにしたい。現場の捜査員の方々は色んな思いを持って、解決しようと頑張って下さると思います。警察にはそういった方々に万全の体制で捜査をさせていただけることを期待します。日本の捜査一課の方々が動けば、事件が解決に向かうと信じています」

 安田さんの遺族は今日(25日)この後、司法記者クラブで14時30分から記者会見を行う予定だという。

 現在配信中の「 週刊文春電子版 」では、安田さんの遺族が刑事告訴を決意するに至る経緯を詳しく報じている。遺族が語った木原氏への思いや、刑事告訴の準備のために一家で起こしていた「ある行動」、事件発生当初の警察側とのやりとりの音声テープに残された「他殺である根拠」などを音声データと共に配信している。


10/25(水) 13:36配信  文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/93f89fd7c3e0d36193f8a695131daed264fbdd48