女性自身12月19日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c9dcdf25fe59ecde11e130f18aa4274fba7c3e

「会見について《「私自身がぐずぐずしていた」佳子さま別居公表の遅れに異例の反省の弁》という見出しで報じたメディアもありました。そもそも記者会からの1番目の質問は秋篠宮邸の改修費用や、佳子さまの旧御仮寓所での生活を明かしたタイミングに関するものでした。
改修費についての国民の関心が高いとはいえ、お祝いすべき誕生日での追及モードは“異常事態”としか言いようがありません。それにもかかわらず、秋篠宮さまのご回答には、新しい事実はまったくといっていいほどなかったのです」(皇室担当記者)

佳子さまの一人暮らしの理由について、秋篠宮さまはこうお話しされている。
「いずれはこの家から出ていくであろう、実際に一人はもうその前に結婚しているわけですけれども、娘たちの部屋をそこに用意すること自体がある意味無駄になるという考えからです」

だが、“無駄を省いた”ために、どれほどのスペースや経費が浮いたのか。この疑問に対する説明は宮内庁からもなく、秋篠宮さまも言及されてはいない。

静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。
「多くの国民が知りたかったのは、秋篠宮邸の多大な改修費の詳細な内訳や、また予算を大幅に上回ったことに関する具体的な説明でした。
しかし秋篠宮さまのご回答はタイミングのことに終始し、論点がずらされてしまったように感じます。国民が納得するようなものにはならなかったと思いました」

前出の皇室担当記者は、一連のご回答についてこう語る。
「皇族数の減少については皇室の存亡にかかわる問題として国会でも論議されているにもかかわらず、まるで“人ごと”のようにお話しされているように感じました。また秋篠宮邸の改修問題については、“国民の理解を得るのは難しい”と、説明を放棄されたかのようにもとらえられかねない趣旨のお話をされています。
さらに悠仁さまの教育に関する質問に対しても、記者たちは帝王教育や将来のご進路について聞きたかったのだと思いますが、『恐らく1番関心が強いのはトンボ類のこと』『例えば大学に行くという時に、本人が何をしたいかということがやはり1番大事なのだと思います』といったお言葉しかありませんでした」