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2023/12/18(月) 21:22:52.94ID:vE27oJlQ長蛇の列ができていた理由
12月3日日曜日午後のことだ。兵庫県淡路市(淡路島)のしずかホール前には長蛇の行列ができていた。西村康稔衆議院議員の国政報告会である。
【写真】西村康稔氏が配付した2024年カレンダーの実物
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安倍派の政治資金パーティーの「キックバック」事件で経済産業相の辞任に追い込まれた西村氏は、大臣としては最後の「お国入り」とばかり、張り切ってこの会に臨んでいた。
案内のチラシによれば、西村氏の後援会「康風会」の主催で、「淡路地区国政報告会」と書かれている。西村氏のFacebookでも、報告会の模様は写真付きでアップされている。
訪れた地元の有権者はこう話す。
「安倍派のスキャンダルが大きくなれば、西村さんも再度大臣を務めることはないだろう。淡路島から大臣が出ることは、もうないわけです。もし逮捕でもされたら、西村さんの姿を二度と見ることもないだろうと近所の人が言うので、一緒に出かけてきました」
行列の先にあったのは、受付とセキュリティゲート。警察のアドバイスとまだ大臣であったことから、セキュリティを強化していたことが、長蛇の列の原因だった。
だが、行列にはもう一つの理由があった。先の有権者の一人が証言する。
「受付がいくつかあって、公明党・創価学会と自民党は別々でした。ここで、西村さんが入場料名目で『カレンダー100円』と販売していたのです。A3サイズ2枚分くらいの、でかいアイドルのポスターを思わせるカレンダーでした」
案内のチラシにも、【入場】100円/お一人様(※2024年カレンダー代として)との記述がある。
さながらアルバムのようなレイアウト
西村氏のカレンダー
だが実際には、100円を支払うことなく、このカレンダーを無料でもらっていた有権者が何人もいた。その1人に話を聞くことができた。
「頼まれてわざわざ話を聞きにきてるのに、なんで100円もカネ取るねん、と抗議の声が挙がったのです。また、創価学会の有権者が『うちはただでもらえる』と嬉しそうにカレンダーを手にしていた。そもそも田舎なので、この会に来るのに財布を持ってきていない有権者もずいぶんいました。
そうこうしているうちに、100円を支払うことなく、カレンダーをタダでもらっている人が何人も出てきた。先に100円払った有権者は文句を言っていましたよ。私も、その混乱のなか、タダでもらいました。他にもタダでもらった人は何人も目にしました」
この有権者のひとりは、カレンダーの実物を提供してくれた。
《経済産業大臣 衆議院議員 令和の時代のリーダーとしてすべての人に夢とチャンスを 西村やすとし》と大きく書かれてる、2024年のカレンダーだ。QRコードからは西村氏のX(旧ツイッター)やFacebook、インスタグラムへのリンクが貼られている。
カレンダーには西村氏が、赤いハッピで手を挙げるシーンや国際会議でスピーチしている様子、ジョギングをしている場面など、さながら西村氏がアイドルになったようなレイアウトだ。
カレンダーの一番下には《後援会討議資料》と、文意不明な文言がある。公職選挙法では、選挙期間以外の活動は厳しく禁じられている。カレンダーが《討議資料》とは無理な話だが、安倍派の議員は驚きの声をあげる。
「政治について話し合うための資料とすれば、選挙活動には該当しないので、選挙区内で配布する資料やポスターなどには方便としてそう書き込みます。ただ、カレンダーとなると何を討議するのですか? サイズも大判でしょう? 目立ちたがりの西村氏らしいですよ。公職選挙法に引っかかってきませんか?」
そう、言うまでもなく公職選挙法では、選挙区内での寄附は禁じられている。100円の値段がつく立派なカレンダーを配付したことは、立派な寄付行為ではないか。
同じ安倍派の松島みどり元法相も「うちわ」を配布したとして公職選挙法違反で刑事告発された過去がある。その時もうちわには「討議資料」と銘打ってあり、有価物ではないかと大きな問題になった。
次ページは:「この大判で1枚100円ですか?」
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12/18(月) 21:13配信 現代ビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/eeda8a627cbf1c1c8c3372267726143c43ef59ce