大阪・関西万博の延期を岸田首相に進言した高市経済安保相について、日本維新の会の馬場代表は30日、「言い続けるなら辞任するべきだ」と述べた。

高市経済安保相は、能登半島地震によって資材・人材不足が起きているとして、岸田首相に対し、復興を優先するために万博の延期を検討すべきだと進言したことを明らかにしている。

記者会見で、馬場氏は「完全に閣内不一致」と批判し、「政治家の信念で言い続けるということであれば、(閣僚を)辞任するべきだ」と述べた。

一方、高市経済安保相は、同日の会見で「岸田首相から、復旧には支障が出ないように配慮するとの話があった」などとして、「首相の決定には従う旨を伝えている」と新たに明かしたが、高市氏が所属する超党派「万博を成功させる議員連盟」の関係者によると、高市氏から30日付で退会届が提出されたという。

馬場氏は会見で、これらにも触れ、「首相が『やる』ということに従うのであれば、議連を抜ける必要はないのではないか」と疑問を呈した。


1/30(火) 18:28配信 FNNプライムオンライン 
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