ベネッセの口コミサイトに、「貸してと言われて驚いたもの、ありますか?」という声が届きました。話は懐かしい学生時代にまで遡り、さらにママ友や見知らぬ人から言われた驚きの「貸して」がありました。

まずは人間性を疑う「人間」と「お金系」を貸して編

「友人から『子ども(3歳)貸して』と言われました。彼氏とのデートに連れて行きたいんだと。
家族ごっこをしたかったようです。もちろんお断り。その後、ゆっくり疎遠になりました」

「私は会社の同僚女性から『夫を貸して』と、言われました。『元彼がしつこくて。もうすぐ婚約する今彼として紹介したい。土日に貸して』ですって。
いやいや、あなた社内で色目使いまくる危ない女で有名じゃないの。貸すわけないじゃい! と、心の中で毒づきながら、ひきつった笑顔できっぱりお断り。
しばらく社内の女子ロッカーはその話題でもちきりでした」

「私は『彼』です。『海外旅行へ行くので空港まで送って欲しい』が理由。意味わからん』

「20万円です。幼稚園でまぁまぁ仲良くしていたママ友です。
『ATMで20万円おろしたけど、ATMでとり忘れたのか落としたのか、見当たらない。夫に知られたら大変なことに。来月には返すからお願い』
1万円でもびっくりなのに20万円って。もちろんお断り。小学校に上がってからは疎遠になりました」

「私は真珠のネックレスです。近所のママ友で『冠婚葬祭で使いたい』と。貸すわけないじゃん」

「図書券(昔なので紙タイプ)です。バイト先の大好きな先輩から誕生日プレゼントとしていただき、感動して『大事な本を買うときに使おう』と、決めていました。
学校の大事な課題で書籍が必要になり、本屋のレジで図書券を出したら、横にいた友人が『私もその書籍を買わなきゃ。お金が足りないからその余っている図書券貸して』と。
『え? じゃあ返してくれるの?』と、言ったら『券でしょ、紙でしょ、返す必要ある?』と。
は? 図書券ってお金と同じだから! と、思いつつ『ごめーん』と、断りました。もちろんその後、疎遠です」

「通学の定期券です。高校のとき、日曜日で自宅でまったりしていたら突然ピンポン。そこには中学時代の同級生が立っていました。在学中もろくに会話したことのない同級生がなんの用? と、思っていたら『定期券を貸して』。
きっぱりお断り。それっきりです。一体何だったの?」

あのときは若かった。今思えば考えられない「貸し借りしたもの」

「高校の時、ブルマ(歳がばれそう)を忘れました。そしたら友人が履いているブルマを脱いで『はい』と、渡してくれました。
私は何も思わず生ぬるいブルマを履いて体育をこなし、『はい、ありがと』と、返したら、友人も迷いなくその場で履いていました。
今思えばシュールな光景よね」

「テニスのアンダースコートです。私の試合が終わったら友人が待ち構えていて『忘れたから貸して』と。
断りたかったけど友人の試合がすぐに始まるというので、更衣室で生ぬるいソレを脱いで渡しました(笑)」

「私は1日履いた靴下です。友人はバレー部だったのですが、部活ではソックス必須なのにタイツで登校。
私はタイツにソックスだったので『貸して』と、言われて。1日履いてるぞ……と、思いつつ貸しました」

「化粧品です。新入社員の頃、大っ嫌いな同僚に頼まれました。
リップやファンデは直接肌につけるものだから嫌だったけど、断れる雰囲気ではなく。
返してもらった時に、ティッシュでこれ見よがしに拭きました。本人は『気にしないのに』と、言っていたけど私が気になるの!」