ショックはイカの街にも…。

 北海道函館市は“イカショック”に見舞われています。今シーズン、卸売市場での生鮮スルメイカの取扱量は最盛期のわずか28分の1。

 不漁傾向が続き、従業員数が最盛期の半分以下となった老舗の塩辛製造業者では、ピンチをばねに新たな取り組みが…。

 おととしから飲食サービス、その名も「塩辛バル」を開始。自社製の10種類の塩辛と松前漬け、それにご飯と味噌汁、お酒も飲むことができます。

「塩辛バル」の客
「子どもは工場見学メインで、私たちは試食メインで来ました。すごく魅力的です。試食販売に来ているみたい」

 直売所で試食した客の「ご飯やお酒と一緒に食べたい」との声に応えたものです。

小田島水産食品 小田島隆社長
「食べていただいて、それがおいしかったということで今度は直売所で買っていく。良い循環になっている」

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000336935.html