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スタンドで観戦する大谷の妻・真美子さんの姿が何度も映し出された

 韓国でも注目される大谷翔平投手と妻の真美子さんをめぐって、NHKが抗議を避けるためか、何度も〝釈明〟した。

 20日のメジャー開幕戦、ドジャース―パドレス戦(ソウル・高尺スタジアム)はNHK総合で放送された。中継では大谷の打席の際、客席で観戦する真美子夫人や大谷の両親が映るたびに実況アナウンサーは「現地製作の国際映像で放送しています」と同じ文言を繰り返した。

 実況アナの説明がなければ「NHKのカメラは大谷の妻ばかりを狙っている」と誤解を受けかねないほど、真美子夫人の姿が映しだされたからだ。

 その回数の多さにSNS上も反応。〝釈明〟を繰り返すNHKに対し、ネットでは「注釈をいれるNHKに防火思想を学ぶ」「いちいち注釈を入れているのおもしろい」などのコメントが寄せられていた。

 現在放送中の宮藤官九郎脚本のTBS系人気ドラマ「不適切にもほどがある」では暴言や暴力シーンのたびに、「この作品には不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み1986年当時の表現をあえて使用して放送します」と注釈テロップを入れて話題となっている。NHKアナによる〝口頭テロップ〟にも「嫁ばかり映すな」という批判を防ぐ狙いがありそうだ。

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