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2024/04/03(水) 08:04:08.86ID:5PpERsNg４選を確実とし、万歳する川勝平太氏（左）＝令和３年６月、静岡市葵区
６月の静岡県議会をもって辞任すると表明した同県の川勝平太知事は平成２１年の初当選から一貫して旧民主党や立憲民主党、国民民主党など野党勢力が支援し、自民党と激しく対立してきた。
川勝氏は大阪府で生まれ、京都市で育った。静岡文化芸術大学学長などを経て、同年の静岡県知事選で、当時の民主党や国民新党、社民党の推薦を受け、自民、公明両党推薦の新人らを破り初当選した。直近の令和３年の知事選でも、立憲民主、共産、国民民主の静岡県組織の支援などを受け、参院議員を辞して臨んだ自民の推薦候補を３２万票の大差で破り、４選を果たしている。
川勝氏はリニア中央新幹線（品川ー名古屋）の静岡工区の着工を認めず、ＪＲ東海や国土交通省と激しく対立することを県内での求心力としてきたが、最近は多くの失言が激しい批判を浴びていた。
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定例記者会見で自身の「コシヒカリ発言」を謝罪する川勝平太氏＝令和３年１１月、静岡県庁
同年１０月に行われた参院静岡選挙区補欠選挙では、野党系候補が浜松市出身、自民公認候補が元御殿場市長という特徴を踏まえ、応援演説で「（御殿場は）コシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている。経済はここ（浜松）が引っ張ってきた」と発言。川勝氏はその後、発言を謝罪し、撤回した。
翌１１月の臨時県議会では、知事の辞職勧告決議案が自民、公明両党などの賛成多数で、同県議会としては戦後初めて可決された。当時、川勝氏は辞職を否定したうえで、同年冬のボーナスと１２月分の給与を自主返納する方針を示した。しかし返納に必要な条例改正案を提出せず、最終的に全額が支給された。
https://www.sankei.com/article/20240402-XMBTQ4B7MJDZ7F3KQ6VOKSMMWI/
