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「ドイツに2万頭の象をプレゼントする!」と息巻くボツワナ共和国大統領…いったい何がどうなっているのか? [きつねうどん★]
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2024/04/19(金) 06:56:24.29ID:D56VcPRw
「難象」を受け入れるべきか
アフリカ南部のボツワナ共和国が、ドイツに2万頭の象をプレゼントすると言っている(4月2日付『ビルト』紙)。モクウィツィ・マシシ大統領が、ドイツ緑の党のシュテフィ・レムケ環境相に対してカンカンに腹を立てており、「私は本気だ。要らないなどとは言わせない!」とか。嫌がらせだろうが、笑ってしまう。

この記事が出たあと、他紙も一斉に追随報道。「2万頭の象が来たら、我々はどこに住めばよいのだろう?」とか、「キリスト教社会同盟の政治家『我々は2万頭の難象を受け入れるべき』」など、茶化した記事が多かった。ちなみにレムケ氏の緑の党は、これまで難民を無制限に受け入れることを主張してきた党なので、「難象」というのは「難民」にかけてある。

マシシ大統領は、「ベルリンにいて、ボツワナの案件に意見するのは簡単だろう」、「ドイツがそんなに象が好きなら、我々に指図したように、自分たちこそ動物と共存すれば良い」等々、かなり鼻息が荒い。

今回、マシシ大統領の堪忍袋の緒が切れた直接の原因は、サファリツアーのハンターたちが、自分で仕留めた動物を、毛皮や剥製や角などといった記念品としてドイツに持ち込むことを、レムケ環境相が禁止しようとしたためのようだ。

いったい何が起こっているのか? 以下、順を追って説明したい。

ドイツのおよそ1.5倍の広さを持つボツワナには、現在13万頭の象が生息しており、毎年6000頭ずつ増えている。そして、そのため重篤な被害が出ているというから、私はまず、これに驚いた。なぜなら10年以上前は、アフリカの象の数が密猟で急減しているという、まるで正反対のニュースがよく流れていたからだ。

それによれば、「アジア人」が手当たり次第に象を撃ち殺し、象牙だけを切り取っていた。その「アジア人」の国で、象牙が“長寿”だか“強壮”だかによく効くとして、高く売れるからという話だった。

当時の私は、密猟の犯人を「アジア人」と報道するメディアに腹を立てていたので、朽ち果てた象の死骸の写真なども含めて、これらのニュースをよく覚えている。思えばあの頃、ドイツと中国は最高の蜜月関係で、中国に不都合なニュースは、たいてい「アジアの国」としか報道されなかったものだ。

それなのに今、マシシ大統領は、「増え過ぎた象に集落が襲われ、収穫を荒らされ、人が踏み殺されている。正常な状態に戻すためには、射殺で数を管理していくしかない」と言っている。なぜ、いつの間に、これほど象が増えてしまったのか?

13万頭の象を抱える象大国
ボツワナは、政情不安なアフリカ大陸の中で、数少ない安定した国の一つだ。

マシシ大統領(61歳)はボツワナで生まれ、地元の学校に通い、ボツワナ大学で英語と歴史の教員資格を取った。そして、高校と大学での職務を経て、1989年に米フロリダ州立大学に留学。博士号を取得した後、再びボツワナに戻って就職……と、地元密着の経歴の持ち主。ボツワナのために働こうという気概満々のリーダーに見える。

2018年に大統領に就任してから独裁を強めているという噂もあるが、アフリカのような多くの部族が群雄割拠しているところで一国を纏めようとすれば、西欧式の民主主義一本槍ではいかないのかもしれない。

ボツワナでは以前より、ナショナルパークの野生動物たちが稼ぎ出してくれる観光収入が、貴重な国家の財源だった。しかし、密猟は確かに多かったらしい。

そこで2011年、動物愛護の団体から、「今すぐにどうにかしないとアフリカの象は絶滅してしまう」という警告が発せられた。当事国アフリカにしても、象は大切な観光資源であるから、守らなければならない。

こうして、国連やその他のNGOの支援を受けた結果、当時、いくつかの国のナショナルパークでは、国軍よりも近代的なライフルや偵察機器、ドローンまで携えた警備隊が闊歩するようになったという。

つづき
https://gendai.media/articles/-/128114
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2024/04/19(金) 17:14:03.86ID:sj9bqFD6
仏ゾウ返せ
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2024/04/20(土) 04:07:14.98ID:7bqS8AGP
ゾウの自由と民主主義
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