生活苦しい家庭支援 夏休みに食料品寄付 前倒しで呼びかけへ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20240430/1040023133.html
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物価高騰などで生活に困っている人たちに食料品などの支援をしている、南アルプス市の
認定NPO法人は、子どもたちの給食がない夏休みに提供する食料品が十分に確保できていないことから、
ことしは1か月前倒しして、5月1日から寄付を呼びかけることになりました。

南アルプス市の認定NPO法人「フードバンク山梨」は、給食がない夏休みに暮らし向きが苦しい家庭を支援しようと、
毎年6月から食料品の寄付の呼びかけを強化し、夏休みに無料で食料品を提供しています。
フードバンク山梨によりますと、物価高騰などの影響で企業や一般の人たちからの食料品の寄付が例年よりも少なくなっていて、
現在保管されている食料品は、去年の同じ時期と比べて半分ほどと、十分な量が確保できていないということです。
このため、ことしは寄付を呼びかける時期を1か月前倒しすることになりました。
このフードバンクによりますと、米は比較的足りている一方、レトルト食品や缶詰などが特に不足しているということで、
5月1日から6月30日までを強化月間として、賞味期限がことし9月以降で、常温保存が可能な未開封の食料品の寄付を呼びかけています。
去年の夏休みと冬休みにこのフードバンクが支援したのは2743世帯と過去最多になっていて、
米山けい子理事長は「多くの人に協力してもらい、支援を求める家庭に喜んでもらえるようにしたいです」と話していました。

04/30 17:25