モチ婆はどうやら上の3つのツイート(数ヶ月前のやつ)が18巻以降の展開で裏切られたと思い込んでるみたいだけどこれが矛盾する様な展開なんて別に無かったよな?


ヒロアカなー「"個性"は体質であり都合のいい超能力ではない」「遺伝子はどこまでが自分と呼べるのか?」「自我の境界線とは?」って作中の説明を担うのが焦凍&エンデヴァーという「お互いに相手を自分だと思い込む親子キャラ」ってわけよ 最高だな!

何で「個性特異点終末論」解説シーンでエンデヴァーの行いと轟焦凍の生い立ちの映像を!?と思ったけど、親から子へ異なる個性が渡り混ざり合い強化されていく概念の象徴にあたるのか轟焦凍は…
そういえばこの親子は最初「この作品において遺伝子とは何か」を説明する立ち位置として出てきたもんな

特に肉倉くんの個性とかこれ少年ジャンプに出しても良いんだ…と狼狽えるレベルにエグみが強くて
出てくる能力のだめでしょそれは…というエグみの数々が「個性とは夢物語に語られるきらびやかで都合のいい超能力などではなく、あくまで個々人の体質でしかない」という世界観に強く根差してて 良い…


「体育祭編の構成が親子のキャラ立ちだけでなく、他の超能力系作品とは違うMHAの独自設定を説明する役割も果たしており本当に素晴らしくて見事なんスよ…」と尊ぶ想いを捨てられずにいる哀れなモンスターと化しているな おれは

まあ18巻の時点でエンデヴァーの動かし方をかなりトチってしまっているのが確認できるが
脚本の製作指南文で「観客(読者)へ伝えたい意図と実際に伝わる内容が剥離してしまうため最もやってはならないミス」として挙げられていた例がまさにエンデヴァーの動かし方そのものだったんだよな…

脚本の指南署で解説されていた「欠いてはならない重要なポイント」「観客(読者)に与えたい印象と剥離してしまう為やってはならないミス」とはなんたるかをEndeavorが体現しており 理屈をその身をもって納得した回スね、これ

いいですね、脚本製作如何についての文章を読むとストーリーに対し漠然と抱えていた違和感の正体が理屈で理解できて…

作品を随時咀嚼しながらゆっくりと読まずに一気に読んでしまえばよかったのかな、何も噛まずに一気に飲みこんでしまえばよかったんだろうか そうすれば大小様々存在する構成の破綻も何もかも感じない人間になれたんだろうか
どんなに実態が灰色だろうと白黒と宣言されれば白黒だと認識する人間に