モブに拾われたショタアナゴ;;

アナゴが五条家から逃げ出したのは7歳の頃だったよ;;
ただがむしゃらに走り続け、知らない町へと辿り着いたよ;;
古いアパートの前で膝を抱えて蹲っていると、突然見知らぬ男に声をかけられたよ;;
あの…君、大丈夫?;;
…あんた誰;;
顔をあげたアナゴを見てモブは驚いたよ;;
こんなに美しい子供は見たことがなかったよ;;
ただ、この美しい子供はとても寂しそうな目をしているのが気になったよ;;
僕は怪しいものじゃないよ!ここのアパートに住んでるんだ。君は何してるの?お母さんは?;;
…そんなもの、いない;;

つづく;;