北京冬季五輪:男子フィギュア「ジャンプマシン」チェン、「百戦錬磨」羽生を超えられるか 11/7(日) 16:19配信 朝鮮日報日本語版
https://news.yahoo.co.jp/articles/5329347715bd5f24278bb31e13e8100e88c0501e

>  米国のネイサン・チェン(22)が2021−22国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第2戦(スケートカナダ)で男子優勝を果たした。
チェンは31日(韓国時間)、カナダのバンクーバーで閉幕したGPシリーズ第2戦のショートプログラム(SP)とフリースケートで合計307.18点を出した。2位ジェイソン・ブラウン(259.55点)=米国=に50点近く差を付けた。

>  チェンは先週末開催されたGPシリーズ第1戦(スケートアメリカ)では269.37点にとどまり、ヴィンセント・ジョウ(295.56点)=米国=と宇野昌磨(270.68点)=日本=に遅れを取って3位だったが、第2戦では本来の実力を発揮した。
> 4回転ジャンプが強みのチェンは現在、世界最高点(335.30点)記録の保有者だ。来年の北京冬季五輪では日本の羽生結弦(26)と再び激突する見通しだ。

>  羽生は五輪金メダル2個、世界選手権金メダル2個、GPファイナル金メダル4個などを獲得してきた過去最高の男子選手だ。2018年の平昌冬季五輪では、恐ろしいほどの勢いで浮上してきた新鋭・チェンに圧倒されたかのように見えたが、貫禄でトップの座を守った。

>  この時、五輪デビューを果たしたチェンはSPでミスを連発して17位になった。フリーでは1位になって闘志を見せたが、合計点数では5位にとどまった。チェンはその後4年間、実力を磨いてきた。平昌冬季五輪後に開催された2回の世界選手権でいずれも1位になり、2位と3位だった羽生を上回った。

>  羽生はGP第4戦(11月12−14日、東京、NHK杯)、第6戦(11月26−28日、ソチ、ロシア杯)に出場する。まだ誰も披露できていない4回転アクセル(4回転半)ジャンプを見せるという覚悟を固めている。
> これまで芸術性でライバルたちを上回ってきた羽生が、超高難度の4回転アクセルまで成功すれば、五輪3大会連覇にまた近づく。