0175名無し草
2022/01/19(水) 12:14:20.70──描きたい絵に向かって、物語を作っていくっていいですね。
それは「スワン」の時からずっとですね。「この服着せたい」とか、「こういうシーン描きたい」っていうのから、話が決まってく。だいたい偶然なんですよ。話もキャラクターデザインも、偶然生まれたものが一番良かったりする。
──瞬間瞬間のひらめきにかけると。
そういう言い方すると、カッコいいですけどね(笑)。
──七なら、和久井さんが「描きたい」と思った時代に行けちゃいますし。
そうですね。そのために描いてるようなもんです。
──では、あまり先々の展開を細かく考えてあるわけではない?
ですね。大まかなものは考えてますけど、間のストーリーまでは決めてないです。それに、あんまり作りこんじゃうと飽きちゃうんで。
──担当さんとの打ち合わせも少ないんですか?
「スワン」の頃は毎週毎週、講談社に行って、よく打ち合わせしてたんですよ。でも「セキセイ」はファンタジーだし、あんまりしっかり打ち合わせするとガチっとしたネームになっちゃうので、避けるようにしてますね。