下僕めは「連作・火の不始末」と掃討作戦編・荼毘ダンスでの荼毘様口上の食い違いがずっと気になっていました。
荼毘様の正体は燈矢様の個性蒼火に定着した意識、定着には強い感情が必要とのこと。
ダンスで憎悪をまき散らしましたがしかし、セコト岳での燈矢様の非業の死は、其処に至るまでのご様子はひたすら涙を滲ませるお姿。
その感情は憎悪ではなく悲しみです。彼の場合拒絶されたことが悲しみの起因、原動ではありません。諸々の喪失への悲しみです。
荼毘様の意識定着は悲しみという感情、やはりそれでいいのですね。トガ様感謝です。

世界を終わらせるとかエンデヴァーに憎悪を向けている姿の理由がこれで判明しました。
公安の調査によると「荼毘」としての活動記録は二年前から。なぜ九州事件の時に現れたのか。
ご自分がヒーロー・エンデヴァーをナンバーワンにしてあげたかったのですね。
燈矢様は5歳にしてお父上のご心情を察せる大変聡く賢い方。お母上や弟君の分析メンタル操作も御見事でした。

だから蘇った時、AFOの要望を瞬時に理解して彼向けの最適解を提供してきた。
ヒーロー・エンデヴァーをナンバーワンにする目的の手段として。
だってもう魂も肉体も失って燈矢様には戻れない亡霊という御身上、これで燈矢様に出来る事って何ですか?
お父上エンデヴァーを恨む理由がどこにあるのですか?

エンディング事件を裏で操作していたように現状の轟家を彼は知っています。
自分の仏前で父親が供養している姿を見てどこに怒りや憎悪感情が沸くのですか?
やっぱり荼毘ダンスの憎悪口上おかしいですよね。

でも下僕はどうしても荼毘様に言いたい。お母上冷さんにも言いたい。
荼毘様がヒーロー・エンデヴァーに倒されて終わらせたいのは判ります。
冷さんも燈矢は父親に倒されたいのが望み、までは生みの母として察してるのでしょう。
でもそれではその責を託されるエンデヴァーは?その後の彼のことを誰も思い遣らないのですか?
発狂自死廃人か、それを強請るのですか?貴方達は

荼毘様は「心中」出来るなら本望でしょうが。
でも別邸という相続も既にあり、残った子供らは皆「虐待に近い訓練()をやってたDV夫に振り回され可哀想お母さん支持」で、
理解不能な夫と長男は揃って消えるなら事実上ヒロアカ超勝ち組キャラですね、冷さんて。

この先どんな展開だろうと下僕は彼女を目にしたくないのが本音です。
燈矢様がお父上をお慕いしているのは痛い程判るのですが、お父上のご心情を解して差し上げないのでは
それって燈矢様が軽蔑するあの轟家の駄目女(失礼)お母上のやっている事と同じではないですか?
長く生きられない御身上なら尚の事お母上と同じでいるなどいけません。