>>123の続き

ジョジョの荒木先生が黒幕殺人鬼のバッグボーンは設定してあるが読者が作品を読んだ際の印象を考慮してあえて出さなかったと公言していたのを思い出している

轟焦凍は、作者先生が作品の描写によって読者がどんな印象を抱くかという点を想定せず「とにかく自分の描きたいところを描いた!」という悪癖の被害者の一人でもあるという 念…

感想の類いを漁ってみると興味深いですよ 描写の不備により印象操作をしくじった結果なのか「気持ち悪い」「おぞましい」「何なんだこの人間」とボロックソに非難を浴びているから、長男が

(ぐあいがわるくなる顔)

たすけて♥この地獄から

読者側が悪いと言いきらないのは どうしても他の「虐待描写や差別的描写が織り混ぜられているが読み手の技量に関わらずほぼ全ての人を意図する方向へ誘導し作り手が完璧にコントロールしきった」作品と比べてしまうから…

例えどんなに読解力が曖昧な層による感想だろうと「エンデヴァーは悪くない」という印象を一定数の人間に抱かせてしまった時点で作り手の過失なんですよね 残念ながら

ヒロアカのこと考えているのに「ジョジョってすげぇんだなあ…」に思考が行き着くの、嫌だよ…

でも素晴らしい作品ばかり摂取してても、なぜ優れているのかどこが優れているのかに気づきにくいから(完成されている物ほど自然体としてそこに存在しているので)
こうしていろんなことを考えさせてくれるヒロアカは、そういう意味でも好きだよ

ヒロアカがやっているのはこの真逆の行為だと私は捉えている(↓をセルフ引用RT)
ジョジョの荒木先生が黒幕殺人鬼のバッグボーンは設定してあるが読者が作品を読んだ際の印象を考慮してあえて出さなかったと公言していたのを思い出している

キャラが好きだから見方が歪むというのも少なからずあると思うけど、どうもこの現状を招いてしまっているのは「作者の印象誘導によるもの」が主な原因じゃないかなって…
誘導といっても先生本人は意図せずやってしまった、結果的に積み上がっちゃった物だと思うが

まあ…なんというか…
「好きなキャラクターを肯定して正当化したい!」状態のオタクのところに
印象誘導が明らかに妙でオブラートが包まれたように実態が解りにくい本編がプラスされた結果
悪魔合体おこして…虐待被害者である轟焦凍を疎み罵るエンデヴァーファン共が誕生してるんですね