表層だけなぞる人々は荼毘/轟燈矢の感情の大きさばかりピックアップするが、
本編描写を見るに轟焦凍の方がよほど凄まじく大きい感情をもって他者を慮っている様子が実在するという話ですか…

どちらの感情がより大きいのかという当て付けをしたかった訳ではない ごめんなさい
しかし長男の大きな声ばかり取り沙汰されて轟焦凍の重い感情が蔑ろにされることがあまりにも多く…

「願望と要求の声が大きければ感情が重いと呼べるのか?」で思い出しましたが

轟燈矢より轟焦凍はずっと厳しい目に逢ったのに物語中で轟炎司にちゃんと謝罪させてこなかった
その結果「長男はゴネてる」と印象つける対比を生み出してしまい、荼毘に対する非難で読者の感想が地獄と化していたような…

堀越先生は印象コントロールがずっとおかしい

長男を愛好し長男以外を蔑ろにしてわざわざ踏みにじりにいく人々も、長男に対し差別的用語を用いて揶揄する人間も、嫌だよ…

ほりこしせんせいは「自身の得意不得意を度外視しコントロールしきれない領域にまで手を出した」が印象の8割を占める
社会情勢然り家庭環境然り

哀しいかな、そこをサポートするのが編集の役割の筈なのに

ヒロアカに関するもやもや この辺への杜撰さ…
 引用ツイート
 「何故俺を助ける。お前の家族を殺した俺を許すのか」
 「勘違いしないで、理不尽を許してはいけないのよ」
 ハガレンのこの台詞好きなの

スカーとウィンリィの確執から和解までの一連の流れを(殺傷を含まずに)
エンデヴァーと轟焦凍で「虐待の贖罪に至るまでの道程」として模倣してみたが
この方がまだずっと腑に落ちたな
こういうことを考えれば考えるほど悲しくなりますが

これは7〜18巻にもしもこういった心理描写が組み込まれていたら、と想定した場合の話です