2022.04.08
【羽生結弦展2022情報】田中宣明さん×能登直さん対談A 「愛を抱きしめる」、「非の打ちどころがない」田中さんの2枚
https://artexhibition.jp/topics/20220407-AEJ752871/

「羽生結弦展2022」にご出品いただくスポーツフォトグラファーの田中宣明さんと、写真家の能登直さんとの対談2回目をお届けします。今回は4年前の「羽生展」の反響のほか、スペースの都合で泣く泣く会場展示ができなかった田中さんの作品2点を、自らの解説付きでご紹介いたします。(司会・「羽生結弦展2022」担当)

田中「ファンの好きな写真が分かった」能登「意外な写真でいい反応が」

― 2018年に続いての会場での展示になりますが、前回は何か反響はありましたか?

田中「あとからファンのみなさんが好きな写真が分かりました。10枚出して、『あれが好きです』、『これがいいです』という報告がいっぱいあったんですよ。その後、講座で出しても、羽生展で見たことあると『田中さん、あの写真最高ですよ』とか言ってくれるんですよ。『これが好きなんだ』、『これね』っていうのが、すごく分かるようになって。(その後に)撮りやすいというか、『このシーンは押さえとかないと』と分かるようになって、とてもありがたい機会でした」

―能登さんはいかがですか?

能登「田中さんみたいに直接は聞いてないので(笑)。講座で『羽生展に出した時の作品です』という時の反応は、確かに田中さんの言うように(反応の)大きい、小さいはあったかもしれませんね。ファンタジー・オン・アイスの写真で、跳んでて、光が月っぽく見える写真は、『あーっ!』となったり、意外にこの写真で反応もらえるんだというのはあったと思いますね」

―あの作品は良かったですね

田中「そもそも、5枚とか10枚とか選ぶの大変でしたよね。きついっすよ」

能登「(笑)」

―田中さん、最初何枚出していただきましたっけ?

田中「20枚ぐらい出しましたよね(実際は24枚)。そのなかで頑張っても10枚だったのよ。それ以上、選べないよって(笑)」