<ヒロアカ作者の元アシの作品・レッドフードまで叩きはじめるモチ婆>

ヒロアカフォロワー(というかアシスタント出身なので直弟子)の先生が描いたけど打ち切りになっちゃったレッドフードと
ヒロアカの作劇を見比べることでどこが優れ、どこに過失があったか気付きを得るってワケ…

ヒロアカ、徐々にぐっちゃぐちゃになっていくけどこの漫画ひたすら面白いもん そこが強みなのに…

マジでヒロアカ1話が少年漫画史で1位とれるぐらい最高だなという確信を深めていくんスけど

レッドフードのグリムがオールマイトのオマージュなのは確定なんだろうけど
まさかこのガチムチ高熱タッパお姉さん、エンデヴァーオマージュだったりするか?

これエンデヴァーオマージュじゃね?(うおっ…??)

このガチムチ高熱タッパお姉さんエンデヴァーオマージュじゃない…?ねえ

じゃあヒロアカのおもしろさの本質ってなんだろう?って話なんですが、序盤はとにかく全速で話を進めるテンポの良さも要なんだろうが
それとは別に読者の感情コントロールがべらぼうに上手いんだと…思います…第1話とか無駄なシーンが1コマもなく1台詞もない
色んな打ち切り漫画と見比べるとそう思う

①物語で「間違い」を提示する。
間違いが正されてほしいという強い感情を観客(読者)に蓄積させる。
②「間違い」を解決する。
③読者は願望が叶い快感を得る。

極限までシンプルにするとこれが「物語の面白さ」の正体・仕組みらしいんですが ヒロアカの第一話はこれが本当に上手い…
?
対してレッドフードは観客の「こうなってほしい」という願望/感情が沸き起こる前に一件落着してしまっている印象がある

間違いを正す→これは間違いだと提示 と情報開示の順番が逆
それによって観客にとって心の揺れ動きが少ないどころか、観客の願望を叶えるカタルシスの行程もすっとばされてる