息苦しいがMAXに達して会社を休職した。しかも2回。2回目の休職に入ったときはもう何をする気も起きなくて、もはやこれは心の寿命なんじゃないかと思った。JAROに通報されるんじゃないかと思うほど大げさだ。まあいい。仕方ないしんどかったんだ。色々。
さて休職して実家に戻ってきてホっとしている中で、「あれ?人といて息苦しいと感じているのはもしかして実家にいる時もそうじゃない?」と思い始めた。
家族全員でリビングにいる時は何かを話していないといけない(仲良くしていないといけない)みたいな思い込みがあって、父親がテレビを見ていて母親がイヤホンで映画を見ていると何だかハラハラしてしまう。何のハラハラなのだろう?仲が悪いんじゃないかとか、「人がいるのにイヤホンをする」という行為について父親が疎外感を味わってないか?とか、草刈正雄の娘のしょうもない番組に母親がイラついていてイヤホンをしているんじゃないか?とか、ワーーーーっと周囲の感情が入ってきて(妄想)耐えきれなくなってくる。私は何をしていたかというと、内容があまり入ってこないまま漫画を読んでいた。
ところがこれが母親と私だけだと全然平気だったりする。母親がテレビ見ていようがイヤホンで映画見てようがネットしてようが全然オッケー。何なら「一人で好きなことをする時間」の気楽さは知っているので、母親のために自室に引っ込んだりもするし、同室にいても私も平気で本を読んだり、物を書いたりする。
これの相手が父親だと私は思うように動けない。父親のご機嫌を取らないといけないとか、何かをしてあげないといけないとか、自分だけが楽しい思いをするのは駄目だとか、ついご機嫌伺いをしてしまう。
それにたまに突然よくわからない怒り方をすることがあって、何が地雷なのかわからなくてそれが怖い。そしてこれは父親に限らず他の男性にもそうなのだ。もはや男性に対してのこの感じ、諦めの境地。