織田信成選手「怖くなりリンクの行くのが嫌に…」同僚コーチからの“嫌がらせ”賠償訴訟で訴え
12/1(木) 16:19配信 読売テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e592e1a27ab440afd121f80753487afd0c492a

 フィギュアスケートの織田信成選手が、関西大学アイススケート部の監督時代に、同僚だった女性コーチから嫌がらせを受けたとして損害賠償を求めている裁判で、織田選手が法廷で「練習のことを考えると怖くなり、リンクに行くのが嫌になった」と訴えました。

 フィギュアスケートの織田信成選手は2017年、母校の関西大学アイススケート部の監督に就任しましたが、2019年に辞任しました。

 織田選手は、同じ部で指導していた濱田美栄・元コーチが陰口を言っていると、指導する生徒の保護者から聞いたり、目の前で挨拶をしても無視されたりするなど、断続的な嫌がらせを受けたと主張。

 一方、濱田元コーチも織田氏の主張は事実ではなく名誉棄損だとしてお互いが損害賠償を求め、裁判を起こしています。

 1日、大阪地裁で本人尋問が行われ、織田選手は「濱田コーチが『織田氏がリンクで好き勝手にしている』や『強化費を好き勝手に使っている』などと陰口を言っていたと保護者から聞いた」などと述べました。

 そのうえで、「一連のハラスメント行為で精神的にかなり落ち込んだ。動悸や震えが起き、涙が止まらなくなることもあった。リンクに行きたくなくなった」と訴えました。

 濱田元コーチは、平昌オリンピックで入賞した宮原知子さんや、2018年のグランプリファイナルで優勝した紀平梨花選手の指導者として知られています。