◆1位:『大病院占拠』(日本テレビ系・土曜22時~)

「最新鋭の防御設備を備えた病院を、“鬼”と呼ばれるテロリストグループが占拠。そこに元刑事の櫻井翔が挑む、というストーリー。
最初は『ダイ・ハード』と、スペインの銀行強盗を描いたネトフリドラマ『ペーパー・ハウス』感満載だったのが、途中から『24』も顔負けのタイムリミットものになってきて……。

これがハイテンポで何だかんだ飽きさせないし、こう言っては何だが、ストーリーの荒唐無稽ぶりもここまでくるともはや面白い。
実は毎回楽しみにしているドラマになりつつあるのだが、微妙に恥ずかしくて、素直に好きと言えない悩ましい一作でもあります(笑)」(テレビ誌ライター)

「正直スタート前は、櫻井翔とアクションって違和感がハンパなかったが、何だかドタドタと奮闘している様が、人間味とリアリティがあってジワジワとハマってきた。

思えば『ダイ・ハード』のブルース・ウィリスだって、『24』のジャック・バウアーだって、決していかにもカッコいいアクション俳優ではない。
だからこそ味があって惹き込まれたのであって、櫻井翔ももしかしたら意外な新境地を開拓したのかもしれない……」(芸能記者)