東京オリンピック・パラリンピックをめぐる談合事件で、東京地検特捜部はさきほど、大会組織委員会の元次長のほかに、電通幹部やフジテレビ系制作会社の幹部らも独占禁止法違反の疑いで逮捕し発表しました。

逮捕されたのは、東京オリンピックのテスト大会を担当していた▼組織委員会大会運営局元次長の森泰夫容疑者(55)▼電通の逸見晃治容疑者(55)▼フジクリエイティブコーポレーションの藤野昌彦容疑者(63)そして▼イベント会社セレスポの鎌田義次容疑者(59)です。

特捜部は去年、2018年に大会組織委員会が発注したオリンピックのテスト大会に関する26件の入札で談合が行われた疑いがあるとして、森容疑者の自宅や落札した電通などを家宅捜索しています。