現地からただいまー
祝杯あげて酔っ払いなのでポエム濃度に注意してなw
本当に本当に現地に来れてよかった
羽生だけのために世界から集ったあれほどの大観客で埋め尽くされた空間を
羽生が自らの心に結び合わせて一つの物語を生き抜いた時間でした

これまでのアイスショーとは入場前から全然違い
これから始まる未知の体験への期待と緊張でみんな浮足立ってるような感じ
開演30分前になるとバックステージからオケのチューニングが聞こえてきて
(金管楽器さん達が寒さで苦労されていたのが察せられるチューニング)
否が応でも盛り上がらずにはいられないところに
新村さんからの羽生も歓声を心待ちにしているというアナウンス
ぐわーん!ってドームの熱量が上がってちょっと身震いしたよ

ステージが割れて火の鳥羽生が舞い上がりつつ登場した時の興奮と歓声、凄かったよね!
これぞドームでこその演出であんなん絶対声が出るって!
そして寒い会場に本物の炎が立ち上って顔に熱を感じながら
揺らめく空気の向こう側で羽ばたく羽生の輝き
火の鳥に限らず全てのプロであんな巨大な会場でも
羽生の滑りのスケートの大きさと繊細さがまったく損なわれず伝わってきて
わいが何よりも好きな滑りを通して感じられる
羽生の心や想いも圧を感じるぐらいの勢い

ホプレガは映像の森や水面に溶けるような柔らかさと
大地を駆け抜ける力強さが共存していて
更に生オケがそれはもう素晴らしくてその相乗効果に泣いたし
ハク様は純白の衣装そのままに羽生の傷ついても苦しみ悩んでも決して汚れない
生まれ持った精神性の高さが滲み出てた
バラ1は瞬時に燃え上がる蒼い情熱に灼かれた…とポエムるぐらい生命ある詩
そして6練からのロンカプ
プロになってから猛スピードで駆けていく羽生を追いながら
何か忘れているような置いてきてしまったものがあって
それがワイの中では北京でした
北京のロンカプの4Sの瞬間から止まったまままだった歯車が
今夜の4Sでやっと動いて上書きされて素晴らしい結末を迎えました
滑り終わった後に4Sを跳んだあたりの氷を触れに行った羽生は
北京での表情とは違って安堵と感謝に加えてスッキリとしてたように見えたよ