櫻井翔＆広瀬すずＷ主演「映画　ネメシス」興収２億円スタートにも〝厳しい声〟

　嵐の櫻井翔（41）と女優の広瀬すず（24）がダブル主演の「映画　ネメシス　黄金螺旋の謎」が、3月31日～4月2日の全国映画動員ランキングに初登場で3位に食い込んだ。初日から3日間で観客は16万2000人を動員、興行収入は2億円を記録。まずまずのスタートを切ったかに見えたが、先行きに不安を感じさせている。

　ドラマ版の評判がイマイチだったこともあり、映画はそこまでのヒットを見せないのではと指摘されていた。

　動員ランキングでは、ヒット中の「映画ドラえもん　のび太と空の理想郷（ユートピア）」、Snow　Manの目黒蓮が主演の「わたしの幸せな結婚」を超えられなかったものの、公開初週の映画の中ではトップを獲得した。

「もともと映画とセットでスタートしたドラマだったので、ドラマがイマイチだったから映画はやらないというわけにはいかなかった。公開されて不安に思っていた人は日テレ局内に多かった。ただ、今回の結果で、ジャニーズ事務所に対しても面目は保てたでしょうし、ホッと胸をなで下ろしている人は少なくないんじゃないですか」（制作会社関係者）

　とはいえこの先、ヒット作になるかは雲行きが怪しい。

「映画を見た人の感想は厳しいですね。『映画にする必要があったのか』『スペシャルドラマで十分では』といった感じが多い。興収もヒットの基準である10億円に届くかどうか微妙なところではと言われています」（映画関係者）

　数字をどこまで伸ばせるか。