音楽関係者は「平野さんらの脱退後、SNSのフォロワー数が激減すると思い、脱退直前のフォロワー数をメモしていたんです。すると、脱退後1週間でむしろ15万人も爆上がりしました」と目を丸くする。

 SNSの総フォロワー数の内訳は、5人体制最後の日だった22日夜から1週間後の29日夜までで以下の通りに増えた。
・インスタ229万人→235万人(6万人増)
・ユーチューブ182万人→188万人(同)
・TikTok140万人→140万人
・ツイッター127万人→129万人(2万人増)

 なぜ、総フォロワー数は激増したのか。

 前出関係者は「良くも悪くも脱退騒動でキンプリが注目され、ファンではないライトユーザーがSNSをフォローしたと思われます」と分析。その上で、キンプリが海外進出の目標を周囲から反対されたことでメンバー間に温度差が生まれ、グループが〝空中分解〟する一因になった背景に触れた。

「キンプリファンのティアラは平野さんらの脱退の経緯をめぐってジャニーズ事務所を疑問視し、メンバーに同情しています。だから、例えば平野担(平野ファン)はフォローを解除せず、ハコ推し(グループのファン)として応援を続けたいのでは」

 平野らの脱退が昨年11月に発表されると、ティアラはデビュー曲「シンデレラガール」(2018年)のミリオンセラーを狙う購買運動「追いデレラ」を展開。15日にミリオンを達成させたほど結束は固い。フォロワー数の爆上がりにキンプリも喜んでいるだろう。