0242スポーツ好きさん
2023/08/09(水) 17:40:06.35ID:4kupUASS
個人として結婚しても「羽生結弦」は永遠のプロジェクト? 入籍宣言が重たい 北原みのり
8/9(水) 16:32配信
AERAdot.
https://news.yahoo.co.jp/articles/f37bae9f1c5dbaff3678050ca5ee6e6473fbdae4

作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、羽生結弦さんの入籍宣言について。

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「羽生結弦」が苦手だ。

 などと言えば、日本全国どころか今や世界中の反感を買いそうだけれど、女は意外に「羽生結弦」が苦手なのではないか。羽生結弦さん個人のことではなく、「羽生結弦」というプロジェクトに対する苦手意識のようなものだと思ってほしい。結婚の報告を読んで、やっぱり「羽生結弦」が苦手……という以前からどこかで感じていた気持ちがむくむくとわき上がってしまっている。あんまりモヤモヤするので、なぜ「羽生結弦」が苦手なのか、言語化してみたい。

 率直に言えば、「羽生結弦」はとても重たく、そして直視するには、あまりに痛々しいのである。

 これは「羽生結弦」だけでなく、幼い頃からスポーツ一本の世界を生き、凄まじい努力(本人だけでなく家族も)によって頂点に立ち、無数の人々に影響を与え、巨額が動く世界を背負い、一つひとつの勝敗によって激しく人生が揺さぶられ、多くが20代で「引退」を迎えるスポーツ選手に共通する悲壮感だとも思う。とはいえ「羽生結弦」の場合は、その「悲壮感」すらも「羽生結弦」というプロジェクトに織り込み済みのパッケージに見えてしまうモヤモヤがあり、それ故に痛々しさが募るのかもしれない。