ゆづは結婚に幸せを見いだすタイプじゃないと思ってた。するとしても40過ぎかと。

思えば10年間、貴方を想わない日はなかった。
全身全霊で愛してきた。

栄光には雄叫びをあげ、辛いときは共に悲しみ、たくさんの涙を流してきた。
試合の時は震えが止まらないほど緊張し、怪我した時は快癒を一心に祈った。

彼の夢が叶うことが一番の願いで、月を見ても星を見ても彼のために祈った。
ホントに生きる希望そのものだった。

だから貴方が一人の女性のものになることは考えたくもないし受け入れろと言っても無理です。