久保くんある意味エゴい;;

「さすがに使われないことはないだろうとは思って準備していたけど、こういう試合展開って一番難しいじゃないですか。2-1で勝っている時の前目の選手は。
だから守備に徹するしかないなとは思ったけど、あわよくば前に行って結果を残してやろうと。
ここでやっぱり15分で何もできずに、“採点なし”みたいな感じで終わるのも嫌だったし、せっかく調子いいので、どこかのタイミングで狙えればなと個人的には思っていた」

完全なフリーで走り込んできていたFW浅野拓磨への“プレゼントパス”を選択した。

「決めてコーナーのところに走ってこうやって(手を広げて膝スライディングのジェスチャー)やろうと思ったけど(笑)、後ろを確認した時に相手の選手が走っていなかったのと、拓磨くんがこっちを見ながら走っていたので、ここはお膳立てかなと」

浅野が余裕を持って無人のゴールに蹴り込み、日本にとっては勝利を決定づける3点目に。
久保は「悩みましたけど、チームのためにしっかり勝利に徹することができて良かったと思います」とサラリと語り、決めた浅野も「9.5割はタケのゴールだったのでさまさまです」と感謝していた。

「100%僕は(先発で)出ると思っていたので、正直がっかりしたけど、それだけ競争が高いというふうにポジティブに捉えようと自分に言い聞かせてなんとか頑張ってきたので、結果が出たことが良かったと思います」