「すべてが裏目に出た」羽生結弦はなぜしくじった? “自分イコール母親”の親子関係とメディア対応の悪手
2024/1/11(木)

この連載では、芸能人や有名人の言動を鋭くぶった斬るライターの仁科友里さんが、さまざまなタイプの「ヤバ男」を分析していきます。 
第34回 羽生結弦
(略)
羽生サンはマスコミを十把一からげにしていますが、うちは強引な取材をしていない、きちんとルールを守っているという自負がある媒体にとって、
羽生サンのコメントは“言いがかり”のようなものですから、いい気はしないはず。
(略)
一連の出来事を見ていくと、すべてが裏目に出てしまったように思えてなりません。
最大のミスは、羽生サンが元妻の存在を公表しなかったことではないでしょうか。
(略)
「妻を明らかにしない」ということは、メディアにとっては「妻が誰かをつきとめれば、スクープになる」ことを意味しますし、
結婚というおめでたいことを隠されたら、親戚だっていい気はしない。
つまり、妻を明かさないからこそ、報道が過熱してしまうし、
本来味方であるはずの身内も、週刊誌の取材に応じてしまうのです。