■露骨な“ジャニーズ切り&辞めジャニ起用”に憤る声が殺到

 木村が“リストラ”された一方で、同じく日本マクドナルドのCMに出演していた岡田准一(43)は違った。ジャニー氏問題を経て一時は木村と同じようにCMが放送されなくなったが、23年11月に事務所を退所し、わずか2か月後の24年1月に同社のCMに復活。同月16日からは、岡田と俳優の加藤清史郎(22)が共演する最新作「先生の感想」編も放送されている。

 そんな状況のなか、日本マクドナルドは、さらに辞めジャニである赤西とも新規契約を結ぶことを発表――この露骨とも思える方針に憤る旧ジャニーズのファンは多く、

《事務所辞めてたらcm使ってやりますよな感すごいわ》
《マクドナルド木村拓哉CM降板にしてから当てつけかのようにジャニーズ事務所やめたタレント起用するね?岡田准一の次は赤西仁ですか》

 といった声が多く寄せられているのだ。

「露骨な“旧ジャニーズ切り&辞めジャニ起用”と言えそうな動きですから、旧ジャニーズファンの怒りは分かりますよね。“辞めたら無関係は違うんじゃないか”といった声もありますね。

 しかし、マクドナルドは国際的な企業です。企業名は『日本マクドナルド』ではありますが、アメリカ・マクドナルドの直轄体制ですからね。

 そして、海外では日本以上に未成年への加害問題を厳しく、重罪と見ています。23年3月のBBCの追及ドキュメンタリーから1年、被害者への補償も進んでいますがまだまだ。3月15日に、SMILEーUP.が発表したところによれば、申告者数968人に対して、補償金が支払われたのは287人とまだ3分の1以下。国際的には、現在も“問題は解決していない”と見られている状況でしょう」(ワイドショー関係者)

 ジャニー氏の加害問題が大きく問題視されるきっかけになったのは、23年3月18日にイギリスの公共放送BBCが放送した『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル(原題:Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』だったが、約1年後の3月30日(日本時間の午後12時30分~)に『捕食者の影 ジャニーズ解体のその後』が放送される。