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*元暴力団幹部が総裁をつとめる「中華統一促進党」
https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20180312_00620180311

「赤ペンキ男」陳清峰の所属する中華統一促進党は、過激な政治活動を展開していることで知られる。
中国国民党政権(外省人・在大中国人)による民衆弾圧二二八事件70周年をむかえた2017年2月28日、党員は蒋介石像の首を切断するなどして破壊した。同党は反日活動も行っている。2017年4月、李承龍・前台北市議員ら党員は、台南市の烏山頭ダムで日本人技師・八田與一の銅像を損壊し、その様子を撮影した動画をインターネットに上げた。

中華統一促進党の総裁は、台湾の3大暴力団のひとつ「竹聯幇」の元幹部・張安楽氏。
「白狼(白いオオカミ)」の異名で知られる。米国で1985年、暗殺や麻薬密売の罪で10年間服役。台湾に戻ったが、脅迫容疑などの事件関与で捜査対象となり1996年、中国に逃亡した。
米インディアナ州バルパライソ大学の歴史学助教授で北京大学卒シャ・ユン氏は英字ディプロマットへの寄稿文で、張氏は「17年間の本土滞在中、共産主義が13億人を貧困から救い出し、中国の主権を守ったという、中国共産党の功績を目にした」と説いている。