堂々巡りの普天間問題 勇気持たぬ日米、米准教授の提案
2021年5月8日
https://www.asahi.com/articles/ASP574FCLP56UHBI02R.html
 「日米両政府は現行計画を推進しようとしていますが、私は間違っていると思います。
いくつかの理由があります。
一つは、埋め立て予定地の軟弱地盤など、辺野古の代替施設固有の問題です」

「二つ目は、25年前とは大きく異なる、戦略的な環境の変化です。大きな変化が、中国と日米の軍事バランスです。日本に駐留する米軍、特に沖縄に駐留する米軍は、中国のミサイル攻撃に対して非常に脆弱(ぜいじゃく)です。いまはバイデン政権入りしている何人もの人々が、特定の地域に米軍を集中させることは非合理的だと指摘していました」