全国で生活保護を受けている世帯が今年9月の時点で162万9598世帯となり、過去最多を更新したことがわかりました。
 厚生労働省によりますと、今年9月の時点で生活保護を受けている世帯は前の月と比べて874世帯増え、162万9598世帯でした。統計を取り始めた1951年以降で最も多くなっています。

 母子世帯や現役世代では減少傾向にありますが、65歳以上の「高齢者世帯」が増加していて、80万301世帯と全体のおよそ半数を占めています。

 厚労省は、「年金だけでは足りない1人暮らしの高齢者が増えている」と分析しています。(02日12:33)