0007あずまんが大王・裏 01
NGNG「お帰り、大阪」
「あ〜やっぱりウチ、社会人になってもそう呼ばれるんやな〜…」
「ん?嫌か?」
大阪は軽く笑う。
「いや全然。よみちゃんや昔からそのあだ名知ってる人からは気にせんよ〜」
「悪い。正直本名忘れてた」
よみは小さく舌を出す。
「それはヒドいて!」
しかしつっこみながらも、大阪の顔は綻んでいた。
「な、なんだよ?ニヤニヤして!相変わらず変な奴」
「え?いや〜…まさか」
よみはあからさまにそっぽを向く。
「あのよみちゃんが彼氏持ちになっとるとはな〜て」
「いつまでも学生でもなし、私にだって好きな人がいてもいいでしょ!!」
そう。
今の水原と大阪は、既に社会人生活をしていて、よみは大原と付き合っていた。