>>160
どっちも原子力推進団体のデーターだろ。
明らかに原発費用を恣意的に過小評価してるじゃん。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1504/28/news036.html

コストの算定が難しい点では、原子力が最たるものと言える。
いまだ再稼働のめどが立っていない発電設備が大半を占めているにもかかわらず、43基が運転することを前提にして2030年の発電コストを算定した。
稼働する発電設備が少なくなれば、当然ながら1kWhあたりの発電コストは上昇する。

原子力の発電コストの内訳をみると、6種類の費用が入っている(図5)。
このうち建設費を中心とする資本費と運転維持費は算定しやすいが、残る4つの費用は不確定な要素を含んでいる。
特に「追加的安全対策費」と「核燃料サイクル費用」は格段に増える可能性が大きい。

例えば追加的安全対策費は電力会社が1基あたり約1000億円と見込んでいるのに対して601億円しか見込んでいない。
43基の中には老朽化した発電設備も多く、実際には1000億円を大きく上回る安全対策費が追加で必要になることは確実である。

核燃料サイクル費用に関しても非現実的な前提をもとに過小に見積もっている。
いまだに核燃料のサイクル設備が稼働していないにもかかわらず、使用済みの燃料を20年から45年かけて100%再処理できることを想定して費用を試算した。

さらに高レベルの放射性廃棄物の処理費に至っては、電力1kWhあたりわずか0.04円しか計上していない。
最終処分場のめども立っていない状況では、そもそも費用を試算すること自体が不可能。