政令指定都市になるための要件は法令上は「人口50万人以上の都市」、しかし事実上は「将来100万人に達する見込みのある都市」。加えて小泉政権以降2010年まで特例があり、平成に合併した市に限り「人口70万人以上」に緩和されました。
この緩和により静岡市、新潟市、浜松市、堺市、岡山市、相模原市、熊本市と、政令指定都市に移行する市が続出しました。
現在はこの特例は無くなっており、あったとしても人口70万人まで増加する見込みのある市は全国どこにもありません。鹿児島市や船橋市は人口60万人いますが、70万人まで増加する見込みは無く、合併も難しい。
八王子市は人口55万人で15万人の日野市と合併すれば可能となる。