狛江団地漏水放置問題⑧
〈都営狛江団地でも平等に、同じ対応を!〉

狛江団地漏水放置問題⑧
〈都営狛江団地でも平等に、同じ対応を!〉
都営狛江団地の店舗裏手で続いている漏水は、来月で1年半になります。工事途中で放置されてから今まで「早く漏水を止めてください」と、店舗の皆さんはずーーっと都営住宅の管理者(東京都住宅政策本部)に対応を求め続けてきました。しかし、担当課が現場を見にきたのは工事が中断されて1年以上が過ぎた、今年の6月でした🥲。

そもそも、漏水している水道管の存在は、東京都住宅政策本部の管理図面にも、東京都水道局の図面にも記載されていません。もちろん、店舗所有者との契約書にも記載されていません。60年以上交換されていない配水管は、サビによる腐食でボロボロ、いつ事故が起こるか分からない状態です。

狛江都営団地の施設・設備管理は「東京都住宅供給公社(JKK)」に委託されているのですが、なんと、店舗に水を供給する配水管のみ、委託対象外であったことが分かりました。
そのため、東京都住宅政策本部とJKKの間で、漏水案件がたらい回しになり、今年の4月になって初めて、店舗所有者への説明会が開かれました。その内容は「漏水している配水管は店舗専用の水道管なので、店舗所有者の財産である。したがって、管理・修理の責任は店舗にある」というものでした。団地及び建物の管理責任者である「東京都住宅政策本部」が、法的根拠も示さず、長年管理を放棄してきた責任を、個人に押しつけるというのでしょうか。

この間、弁護士や専門家、自治会や、他団地商店会等、大勢の方の力とつながりを借りて、チームで調査を続けて来ました。そこで明らかになったことがいくつかあります。

まず、東京都住宅政策本部が「店舗の専用管」だと主張している配水管は「24号棟の共用管」 でした。2階から5階の住民(40世帯)の共用の足洗い場2ヶ所にも水を供給している配水管で、東京都住宅政策本部の説明が虚偽であることが明らかになりました。

次に、近隣の都営団体ではJKKが店舗の漏水修理を行っているという事実です。狛江団地でも、昨年2店舗で起きた漏水をJKKが無償で修理しています。

そして昨日、多摩地域のある都営団地では「東京都住宅政策本部が費用を負担して配水管を交換している」ということがわかりました。
本日、狛江団地商店会長が、東京都住宅政策本部に対して「狛江団地も平等に、他団地と同じ対応をお願いしたい」と申し入れをしました。

https://go2senkyo.com/seijika/163250/posts/466774