昭島市水道は「水道だよりVOL.53」で、1LあたりのPFASが東部系給水栓で7.5ng、西部系給水栓で4.1ng、北部系給水栓で7.5ngだったと発表していて、これらはすべてアメリカの規制値の4ngよりも高い。しかも東部系給水栓で1.875倍も高い。アメリカの基準でいうと、昭島市の水道水は危険レベルということになる。

市民団体「多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会」による検査結果では、昭島市民3人の血中濃度について、PFOSは高い順から5ng/mL、3ng/mL、0ng/mL、PFOAは2.2ng/mL、1.8ng/mL、0ng/mL、PFHxSは2〜1ng/mL、PFNAは2ng/mL、1.9ng/mL、1.3ng/mLだった。それら最も高い数値が同一人物のものだと考えれば、PFOS5ng/mL+PFOA2.2ng/mL+PFHxS2ng/mL+PFNA2ng/mL=11.2ng/mLとなり、健康リスクが高まるとされるアメリカの指針値20ng/mLの半分を超える。
検査を実施した原田准教授は、多摩地域の地下水で検出されたPFASは横田基地が原因で、早く手を打たないと今以上の健康被害が出る可能性があると言っている。

統計データを自分の都合よく解釈するな。
恥を知れ!