岐阜・下呂、不明金2億6千万円 市営の温泉合掌村、職員死亡

岐阜県下呂市の市営観光施設「下呂温泉合掌村」で5月に約2千万円の使途不明金が見つかり、
会計担当だった男性職員(52)が自殺したとみられる問題で、市は20日、使途不明金の総額が約2億6500万円だったと明らかにした。
市議会の全員協議会で調査の経過などを説明した。

市の調査で、男性職員は2011〜19年、支払う必要のない相手に約155回の支払いを行い、相手からその金を受け取っていたことが分かった。

山内登市長は「市政の信頼を失う結果となり、深くおわびする」と述べ、男性職員を刑事告訴する方針を明らかにした。

使途不明金は、19年度の決算処理で発覚した。

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